企画書の6W2H は超基本!デキる人が必ず押さえるポイントは?
- 企画書の6W2Hって改めてなに?
- 何を書いてよいか分からずフリーズ…
- どんな手順で作ればよか分からない!
実は企画書作りはパワポを開く前がとても重要で、特に「6w2h」は基本中の基本!
僕は企画書の6W2Hを徹底したことによって、分かりやすく上司に褒められて、実際のプレゼンまで提案する事ができました。
もちろん、最初は基礎ができてないくて、何度もやり直しをしましたが、その度に基本に立ち戻って今では企画書作りが得意になりました。
この記事を読めば下記の内容を理解することが出来ます。
- 企画書作りが初めてでも80点以上はキープ
- 伝えたいコトがぶれない企画書作り
- 企画書の目的や使い方が分かる
「さあ、これから良い企画作るぞ!」と思ったあなたに、一度立ち止まって、この手順をぜひ活用してみてほしいです。
そもそも「企画書」ってなに?
企画書の役割は「説明する相手に、目的や理想を実現するための『共通認識』と『賛同』を引き出すツール」です。
少し細かく説明すると、市場分析、製品設計、販売戦略、予算、スケジュール、などの詳細が含まれます。
企画書をものすごく簡単に言い換えると「大人の紙芝居」の様なものです。
伝える人の考えや意図をことばやイラスト、場合によってはお話し(プレゼン)をして、相手の理解や行動を促すことができます。
企画書が使われるシーン
企画書作りが必要な場面は主にこちら、
- 新しい商品やサービスの開発を説明する時
- 商品の販促施策を社内で合意形成を取る時
- 新プロジェクトやイベントを説明する時
少し補足で、似た意味の「提案書」があります。
提案書は社外の人に対して、問題や課題に対して解決策を提供するための資料です。
企画書は社内に対して「理想や目標を達成するための手段」に納得してもらう事が目的です。
企画書の6W2Hは目的とゴールの確認!
さあ、企画書について理解が深まったところで、まずはこの企画を通して達成したい理想や状態といった「目的とゴール」を確認しましょう。
ただ、「目的とゴール」といっても様々な設定があります。先ほど挙げた例に仮に「目的とゴール」を設定すると、
- 新しい商品やサービスの開発を説明する時
目的→開発の為の予算確保
ゴール→開発費の○○円を確保 - 商品の販促施策を社内で合意形成を取る時
目的→新規の販促施策の合意形成
ゴール→施策の実行日時を決める事 - 新プロジェクトやイベントを説明する時
目的→プロジェクトのメンバーを募る事
ゴール→〇名のメンバーの参加を募る事
企画書の6W2Hで目的とゴールを定義
「目的」は達成したい状態や方向性、「ゴール」は達成の定量目標です。
もし、この「目的とゴール」設定を間違えてしまうと「やり直し」や「見送り」、最悪は企画の担当者変更といった事になりかねません。
「目的とゴール」設定に自信や違和感があったら、遠慮せず先輩に聞きに行きましょう!
企画の6W2Hを確認しよう!
「目的とゴール」と併せて重要なのが、企画の6w2h(要件整理)の確認もしましょう。
この「目的とゴール」を実現するために6w2h(要件整理)を把握しいない場合、的外れな企画書になってしまいます。
「6w2h」は仕事でもよくつかわれる要件整理の基本フレームワークなのでぜひ覚えましょう。
6W2H | 内容 |
---|---|
Why(なぜやるの?) | 企画提案の理由や背景 |
What(何をする?) | 企画で取り組むこと |
Where(どこで?) | 実施場所やメディア |
Whom(誰に?) | この企画の対象者 |
Whene(いつまでに?) | 実施するスケジュール |
Who(誰がやる?) | 企画の実行者やメンバー |
How(どうやって?) | 具体的な方法 |
How much(いくら?) | 必要な費用 |
企画書の6W2Hに加えたいポイント「未来イメージ」
ここまで、「目的とゴール」「企画書の6W2H」の確認をしたら、あとはアウトプットするだけ!と言いたいところですが、最後にもう一つ。
「その企画が実現したらどんな未来が待っているか?」をイメージして欲しいです。
これまでは、上司や会社に「目的とゴール」「6W2H(要件整理)」を確認しましたが、ここには「あなた自身の意思」は入っていません。
- この企画をなぜ自分が作るのか?
- この企画が実現するとどうなるのか?
- つまり、それはどんな良い未来か?
テンプレートに沿った企画書では人の心は動かない
企画書を作る時に、あなた自身の意思が込められることで、良い企画書やプレゼンになるでしょう。(これは僕が120% 保証します!)
これまで何百、何千もの企画書をみてきた上司や先輩、取引先はテンプレに沿った企画やきれいにまとめただけの企画書は一発で見抜かれます。
あなたの意思や情熱が一番の強みで、人を動かすきっかけになる事を忘れないで欲しいです。
企画書の6W2Hのまとめ
企画書の6W2Hの基本のまとめです。
- 企画の目的を理解する
- 企画の6w2h(要件整理)をする
- 企画に自分の意思を込める
他にも企画書作りに役立つ記事も用意しているので、こちらも参考にしてみてください。
また、状況に合わせて様々なフレームワークを使って説得力のある企画書や、見やすさに配慮したデザインが必要になります。
企画書を作る方におススメな本
企画書づくりは実践と学びの繰り返しで上達しますが、参考書を読みながら作るとスキルアップが早いです。
「で、結局なにが言いたいの?」と言わせないロジカルな文章の書き方 超入門
- 企画作りの「伝わる文章」の作り方が分かりやすく体系的に書いています
- 企画書を作る前の情報整理や思考整理する事が出来きます
- 初めて企画書や提案書を作る人に貸出すと喜ばれます
\文章レベルアップを目指したい方はコレ!/
「プレゼン資料のデザイン図鑑」
- 企画書の見せ方テンプレート集として非常に使いやすく、デスクに1冊あると重宝
- レイアウトや図形の使い方、カラー等のデザインの参考はこれ1冊で十分
- 職場で、企画書初心者には課題図書として貸し出してます!
\プレゼンを資料作りをする方は1冊あると便利!/
資料提出までスピードが求められる場合は、1枚の提案書を作るケースもあるので、その場合はこの記事も是非参考にしてみてください。
もしあなたが企画職やマーケティング関連の仕事へキャリアアップや年収アップを目指す方であれば、こちらの記事も参考にると嬉しいです。
それでは、明日も仕事楽しみましょう
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