提案書のテンプレート5種!すぐ使えるシンプルなデザイン
- 提案書のテンプレートを使いたい最短で提出したい
- 資料作りの時間がいつもかかって残業…
- 「今すぐ!」使えるテンプレートが欲しい
企画書や提案書は様々な使い方があるため「結局自分で最初から作るか。。(また残業か…)」このような方は多いのではないでしょうか?
僕は企画職に転職して5つの目的別のフォーマットを用意したことで、資料作成の時間が半分以下に短縮し、残業ゼロにしました。
僕も資料作成に多くの時間を費やして、その度に改善を重ねて使えるテンプレートが出来ました。
この記事は企画提案書作りが初めての方や、毎回時間が掛かって残業してしまう方に向けて、「今すぐ使える」テンプレートを紹介します。
僕が10年ほどかけて作った、パワポのテンプレートを使えばこのようなメリットがあります。
- 資料作りの時間短縮して定時で帰る
- 分かりやすいパワポの資料が作れる
- 新規案件の獲得やキャリアアップ
「残業を無くしたい!」「案件獲得したい!」「キャリアアップしたい!」そんな方はこの記事を最後までご覧ください。
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提案書のテンプレート5種類
まず、企画書や提案書が必要な場面は主に5つのパターンがあります。
①商品・サービス開発の企画書
- 新しい商品やサービスのアイデアの説明
- 企画の魅力や収益、差別化を説明
- 決裁者に企画案や成長の可能性を説明
②商品・サービス改善の企画書
- 既存の商品やサービスの改善案を提案
- 改善の方法や想定効果を説明
- 決裁者に改善案を納得してもらう
③新規事業やプロジェクト立ち上げの企画書
- 目的や施策、予算などの詳細を説明
- 内容について関係者との認識合わせ
- プロジェクトの方向性や進捗を管理
④新サービスの導入の提案書
- 新サービスの内容やメリットを説明
- 決裁者に新サービス導入の合意
- 新サービス導入にかかる予算を確保
⑤外部との提携や協力関係を構築する提案書
- 協力先に共通の目的やビジョンを説明
- 協力先に具体な提携内容と、役割を説明
- 双方のメリットやベネフィットを説明
ビジネスではこの5パターンが多く使われるため、このパワーポイントのテンプレートを用意しておくと、とても便利です。
テンプレートのサイズについて
- 印刷もプロジェクターも使える4:3
- モニターで映す方は16:9へ変えましょう
【提案書のテンプレート.1】商品・サービス開発の提案
新しく商品やサービスを開発を企画する時は、アイデアを持ちよって比較検討する事が多いので、資料はコンパクトに10p以下に納めましょう。
初回の企画発表は商品のコンセプトや大枠の方向性について、合意を得ることが目的なので詳細を詰めすぎてしまうとノイズになりやすいです。
商品・サービス開発の提案書の構成
【商品・サービス開発企画書のページ構成】
- 表紙
- 企画の背景
- 企画のビジョン
- 商品の概要
- 販売戦略と施策の全体像
- 最後に
パワーポイントのテンプレートに含まれている内容は下記の6pです。
企画する商品やサービスに求められる要件や、追記事項は業界によって異なりますので、アレンジして活用してください。
【提案書のテンプレート.2】商品・サービス改善の提案
続いて、商品やサービスの改善を提案する資料のテンプレートです。
既にある商品・サービスの課題に対して改善案を実行することでのメリットが企画書に求められます。
そのメリットを可能な限り数値化できると、企画書に説得力が増します。
改善の提案書のページ構成
【商品・サービス改善の企画書ページ構成】
- 表紙
- 現状把握
- 課題点の洗い出し
- 改善施策
- 施策実施後の想定成果
- 最後に
パワーポイントのテンプレートに含まれている内容は6pです。
商品やサービス改善は状況把握から、適格な改善施策の提案が求められますので、適当にアレンジして使ってください。
またその施策を行った際の想定される成果については定量的に伝えると良いでしょう。
下記の参考書を活用すれば、見えずらい成果でも数値化ができる方法がいくつかの事例と一緒に解説されています。
【提案書のテンプレート.3】新規事業立ち上げの提案
新規事業の立ち上げの企画書に一番求められる要素は「目的やビジョン」です。
既存事業とは異なり、これまでの経験を踏まえて強みを活かした企画になると思います。
ただし、一番重要なのは「この事業で描きたい未来」に納得してもらる事が企画書に求められます。
加えて、実現性や予算、体制といったさまざまな観点も漏れてはいけません。
新規事業の提案書の構成
【新規事業立ち上げの企画書のページ構成】
- 表紙
- 企画背景
- 目的・ビジョン
- 基本戦略と方針
- 事業の全体像
- 実施内容
- 体制図
- スケジュール
- 見積もり
- 最後に
このページ構成に含まれているパワーポイントのテンプレートはこちらです。
新規事業立ち上げの企画書は、どうしても根拠資料やデータ、アイデアの補足説明など、情報が多くなってしまう傾向になりがちです。
最終的に何が伝えたいのか?わからなくなってしまわないように、プレゼンの時は1ページにつき、1メッセージを基本に説明していきましょう。
また、事業立ち上げ時の企画書の作り方については、下記の記事も参考にしてみてください。
失敗なし!企画書作りで抑えるべき5つの構成とポイント【パワーポイント】
【提案書のテンプレート.4】新サービス導入の提案
既存のビジネスや事業に新しいサービスなどを導入して、業務の生産性や収益拡大を図る時に使う提案書です。
新しいサービスを導入するときは、現状とくらべてどのようなインパクトがあるか?「比較」が重要なページになります。
また導入にあたっての検討事項や収支バランスなどもページに加えておくと、提案書の内容の精度が高まり議論が発展しやすいです。
新サービス導入に向けた提案書の構成
【新サービスの導入の提案書のページ構成】
- 表紙
- 目的
- 課題の整理
- 新サービスの概要
- 現状との比較
- 検討事項
- 収支
- 最後に
このページ構成に含まれているパワーポイントのテンプレートはこちらです。
新サービス導入は、既に使い慣れているサービスやツールから変更する手間や心理的な拒否が発生するため、客観的な比較視点をもって提案書を作りましょう。
また、比較するときは三つ目や四つ目の候補も資料に含まずとも、プレゼンの段階で説明できるように、情報として入れておきましょう。
【提案書のテンプレート.5】連携・協力の提案
自分と相手の強みを連携させて、双方にメリットや同等の価値を生む取り組み提案するときに使います。
双方の「メリット」と「共通するビジョン」を認識合わせすることが非常に大切です。
この取り組みは内容にもよりますが、比較的難易度の高い提案なので、相手の視点で何度もブラッシュアップを重ねましょう。
また、基本的には双方の既にもっている「強み」を連携するので、予算を持ち出さない小さな連携から始める事をおすすめします。
連携・協力の提案書の構成
【外部との連携を構築する提案書】
- 表紙
- 企画背景
- 目的・ビジョン
- 連携の全体像
- メリット
- 検討事項
- 最後に
このページ構成に含まれているパワーポイントのテンプレートはこちらです。
アライアンス(連携や提携)は一回の提案で決着はつく事は少ないです。
初回は方向性のすり合わせ、2回目以降から具体的な連携案を一つひとつ確認していく流れにしましょう。
また、先方とのやり取りのテンポが速くなってきたら、1つの連携案に対して1枚のパワーポイントで提案をするシーンもあります。
一枚モノの提案書についての記事も参考にしてみてください。
提案書のテンプレートのまとめ
今回用意したフォーマットはこの5種類です。
- 商品・サービス開発の企画書
- 商品・サービス改善の企画書
- 新規事業やプロジェクト立ち上げの企画書
- 新サービスの導入の提案書
- 外部との提携や協力関係を構築する提案書
記事のタイトルどおり、【超時短!】今すぐ使える目的別のテンプレートを5種類用意しました。
これから資料作成をする方に活用してもらえると嬉しいです!
また、空いた時間に企画の中身を充実させたり、プライベートを楽しむのも良いと思います。
提案書作りのスキルに役立つおススメ本
提案書のスキルが上がるだけで、上司の目に留まったり、大きなプロジェクトに抜擢されるチャンスが増えます。
その為には日々のスキルアップが必要なので、本などからインプットすることをおススメします。
社外プレゼンの資料作成術【完全版】
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社内プレゼンの資料作成術
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企画・マーケティング職でキャリアアップを目指す
これから企画職やマーケティング関連の仕事に転職を目指す方であれば、こちらの記事を参考にキャリアアップを目指してはいかがでしょうか。
もし資料を使ってみて、「こんなフォーマットが欲しい!」といったリクエストがあれば、ぜひコメントで送ってください。
それでは、明日も仕事楽しみましょう
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