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プレゼン資料の色使い完全ガイド|5つの無料テンプレート付き

shimooon0831@gmail.com
  • 資料の色の組み合わせ3色はどれ?
  • 資料のカラーセンスを上げたい!
  • 提案の印象別の色使いを知りたい!

企画書や提案書の印象付けるカラーセンスが無いと、資料の内容以外の部分でマイナスイメージを持たれることがあります。

もし「デザイナーでもないので色使いは気にしない!」と思っている方は危険です。

現在ではSNSのビジュアルコミュニケーションが定着している事もあり、色やデザインで人は判断してしまう事があるが多くあります。

プレゼン資料の評価がライバルと同じ点数だった時に、一方は色使いの配慮があり、もう一方が無いと…。

この記事はパワーポイントの企画書・提案書作りで抑えておきたい、5つの印象別の色使いのテンプレートを紹介します。

  1. 真面目、安心感、安定感
    例:銀行や保険などの手堅い商材
  2. スタイリッシュ、先進性
    例:ITツール、ベンチャーサービス系の商材
  3. 威厳、重厚、高級感
    例:プレミア商品や老舗系の商材
  4. 元気、若さ、活力
    例:福祉サービスや習い事などの商材
  5. 清潔感、新しい、上品
    例:ブライダルや日用品など商材
  6. 3色以上使う場合
    例:グラフや表で3色以上使う資料

プレゼン資料の印象をコントロールして、ライバルと差をつけたい方は、この記事を最後までご覧ください。

資料の色の組み合わせは3色が基本

資料を作成するにあたり、色使いで抑えておきたいルールは下記の3つです。

  1. 使う色は3つまで
  2. 3色の比率は「70:25:5の法則」
  3. 色の印象をプレゼン資料に活かす

プレゼン資料に使う色は3つに絞る

資料の色の組み合わせ3色

プレゼン資料を3色に収める理由は3つ。

  • 資料の内容わかりやすさに繋がる
    多くの色を使うと、どの情報が重要なのか不明です。3つの色に絞ることで、読者にポイントを明確に伝えることが出来ます。
  • 視覚的な疲れを抑えます
    色が複数ある資料を長時間見ていると目が疲れてしまいます。3色に抑えることで情報の理解に集中することが出来ます。
  • プレゼン資料の印象の統一感
    3つの色を選んで使うと、資料が統一された印象を与えることができ、読み手にスムーズな理解を促します。

この理由が、プレゼン資料に使う色を3つに抑える理由です。

また、作成する側にとっても3色のルールがあれば、それ以外の色を考える時間を省くことができて、生産性向上にも繋がります。

資料の3色の比率は「70:25:5の法則」

資料の色の組み合わせ3色

プレゼン資料に使う色が決まったら、その配色の比率もルールがあります。

  • 70%のメインカラー
    メインカラーはプレゼン資料全体の背景色や大部分の要素に使用される色です。資料の全体的な印象を与えます。
  • 25%のサブカラー
    サブカラーはアクセントや重要なポイントを、25%の割合で使うことで、視聴者や読者が重要な要素に注目しやすくなります。
  • 5%のアクセントカラー
    アクセントカラーは特に強調したい要素に使用されます。ハイライトやリンク、重要な数字などに使うと良いです。

このような比率をルールとして使うことで、プレゼン資料の色使いがバランスまとまります。

メインカラー(75%)が情報の基盤、サブカラー(20%)が重要な要素、アクセントカラー(5%)が視覚的な強調といった役割です。

色の印象をプレゼン資料に活かす

資料の色の組み合わせ3色

プレゼン資料で色を使う際には、テーマやコンテンツに合わせて適切な色を選ぶことが重要です。

代表的な色とそれに関する意味や印象はこちら。

  • 青色
    意味,印象:クールさ/信頼性/落ち着き/知性
    例:ビジネスや科学系の資料で使われます
  • 赤色
    意味,印象:エネルギー/情熱/力/注意
    例:アクションや緊急性を表現します
  • 緑色
    意味,印象:自然/成長/健康/安心感
    例:環境や健康系のテーマに使われます
  • 黄色
    意味,印象:活気/明るさ/楽しさ/希望
    例:明るい印象を与えたい場合に使います
  • オレンジ色
    意味,印象:元気/活動/創造性/温かさ
    例:ポップな雰囲気の表現に使います

これらを基本にして、提案者の意図や伝えたいメッセージに合致する色を選ぶことで、プレゼン資料の効果を高めることができます。

【資料の色の組み合わせ3色】真面目/安心感

資料の色の組み合わせ3色 安心感

真面目さ、安心感、安定感といった印象を与える色は、ブルー、グリーン、グレーといったカラーの相性が良いです。

  • ブルー(青)
    真面目さや信頼性を象徴する色で、安定感や安心感を印象付けます
  • グレー(灰色)
    中立的で落ち着いた色であり、真面目さや安定感を表現するのに適しています。
  • グリーン
    自然や成長、安心感を印象付ける色で、特に深い緑やは、安定感を強調します。

この3色を色を組み合わせることで、真面目さ、安心感、安定感といった印象をプレゼン資料に反映させることが出来ます。

ただし、全ての色使いに通じるのですが、プレゼン資料の内容や商材等に合わせてカラーの微調整が必要です。

【資料の色の組み合わせ3色】新しさ/先進性

資料の色の組み合わせ3色 新しさ

プレゼン資料にスタイリッシュさや先進性を印象付ける色は、黒やシルバーグレー、アクセントに明るい色の組み合わせが良いでしょう。

  • ブラック
    シンプルで洗練された印象を与える色であり、スタイリッシュさを演出します。
  • シルバーグレー
    シルバーグレーは先進的、クリーンで高品質や技術の進歩を象徴する色です。
  • ビビットカラー
    鮮やかな色で、先進性やパフォーマンスを表現します。特にピンク、オレンジ、グリーンなどは相性が良いです。

プレゼン資料にスタイリッシュさや先進性を印象付けるこの3色も、一つの見本なのでコーポレートカラーや資料の内容に合わせてアレンジしましょう。

【資料の色の組み合わせ3色】威厳/高級感

資料の色の組み合わせ3色 高級感

プレゼン資料に威厳、重厚さ、高級感を表現するためのカラーは、ダークグレー、深い紫、ゴールドといった配色の相性が良いです。

  • ダークグレー(濃い灰色)
    上品さ、重厚さ、落ち着きといった印象与えます。また、濃い灰色は落ち着いた、高級感と堂々とした印象をになります。
  • ディープパープル(深い紫)
    濃い紫色は高貴で神秘的なイメージを持ち、高級感や重厚感を演出するのに適しています。
  • ゴールド
    高貴さや富、高級感を象徴する色です。金色は光沢や輝きがあり、威厳と重厚さを与える効果があります。

これらの色を組み合わせて、重厚さや高級感をプレゼン資料に与えていきましょう。

但し、濃い色が多いのでカラーバンスが崩れ無いように注意しましょう。

【資料の色の組み合わせ3色】元気/若さ

資料の色の組み合わせ3色 エネルギッシュ

プレゼン資料に元気、若さ、エネルギッシュといった明るい印象を付けたい時は、オレンジ、イエロー、ピンクのカラーを組み合わせると良いです。

  • オレンジ
    活気やエネルギー、陽気さを象徴する色で、プレゼン資料に活力を与えます。
  • イエロー
    明るさと希望をイメージさせる色で、若さや活力を強調します。楽しさとポジティブな印象をプレゼン資料にもたらします。
  • ピンク
    柔らかさと女性らしさを感じさせる色ですが、明るいピンクはアクセントカラーとして、若々しさと活力を表現します。

この3色も割と目立つ色となりますので、基本の比率(75:20:5)を守ればバランスの良い配色となります。

他にもフレッシュさを出す、スカイブルーやミントグリーンなども相性が良いです。

【資料の色の組み合わせ3色】清潔感/上品さ

資料の色の組み合わせ3色 清潔感

※ホワイトを目立たせる為に、背景に薄いグレーを引いています。

清潔感や、新しさ、上品さといった印象をプレゼン資料に入れたい場合は、ホワイト、ライトグレー、グリーンの組み合わせの相性が良いです。

  • ホワイト
    清潔さや純粋さを象徴する色で、無色透明な印象を与え、新しさと清潔感を演出します。
  • ライトグレー
    ライトグレーは中立的で柔らかな印象を持ち、清潔感と上品さを表現します。
  • ミントグリーン
    爽やかさと新鮮さをイメージさせる色で、清潔感と新しさを表現するために適しています。

アクセントカラーをイエローやブルー、ブラウンに変えるだけで、上品な印象はそのままで季節感を変えることもできます。

【資料の色の組み合わせ3色】3色以上の場合

資料の色の組み合わせ3色以上

プレゼン資料を作成中にどうしても3色以上使う場合は、同系色の濃淡で調整する事をおすすめします。

3色以上使ってしまうと、色の比率のバランスが崩れやすかったり、アクセントカラーに加えて、別の色が要素として入ってノイズになりやいです。

デザイナーの様に色に知識がある方は別ですが、プレゼン資料を作る企画職の方は、一定のルールに沿って配色をしましょう。

資料の色の組み合わせ3色のまとめ

資料の色の組み合わせ3色

プレゼン資料の色使いのまとめは下記の4点。

  1. プレゼン資料に使う色は3つ
  2. 3色の比率は「70:25:5の法則」
  3. 色の意味や印象を資料に活かす
  4. 3色以上使うときは濃淡で調整

また、今回用意したフォーマットはこの5種類+1種類(3色以上使う場合)で、印象付けたい提出書に合わせてカラーをチョイスしてください。

  1. 真面目、安心感、安定感
    例:銀行や保険などの手堅い商材
  2. スタイリッシュ、先進性
    例:ITツール、ベンチャーサービス系の商材
  3. 威厳、重厚、高級感
    例:プレミア商品や老舗系の商材
  4. 元気、若さ、活力
    例:福祉サービスや習い事などの商材
  5. 清潔感、新しい、上品
    例:ブライダルや日用品など商材
  6. 3色以上使う場合
    例:グラフや表で3色以上使う資料

5種類+1種類のカラーガイドをまとめたパワーポイントを、参考テンプレートとして下記よりダウンロードしてお使いください。

企画書・提案書作りや企画職の情報

他にも企画提案書作りに役立つ記事やテンプレート集などがありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか?

もしあなたが未経験から企画職やマーケティング関連の仕事にキャリアアップを目指す場合は、こちらの記事を参考になると嬉しいです。

それでは、明日も仕事楽しみましょう


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